気の向くままに

気ままになんでもあり。子供と雑多な日々

NICUとGCUはこんなところ。入院中の様子とかかった費用。

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娘は39週の時に約3600gで産まれました。
6日後には親娘で退院できると思っていましたがそれが大間違い。
結局75日間NICUに入院していました。
その時の様子と、かかった費用について書いています。

NICUとは

新生児特定集中治療室のことで、大学病院や総合病院などの小児科に併設されていることが多いです。 
出産した病院にはNICUがありましたので、緊急搬送とはならずに済みました。
配置されている看護師の人数も小児科より多く、看護師一人当たりの受け持ち患者は3~4人(入院していた病院の平日昼間)。 
付き添い入院不可でお見舞いは可。面会は13時~20時まで。
 入院中は常にモニター管理されています。

NICUからGCUで継入院

大きめで産まれたので、通常ならばNICUに移されることはほぼ無いと思います。
娘は呼吸が浅く、検査の結果新生児気胸と診断。保育器で酸素投与となりました。
(新生児気胸については自然治癒) 
また、尿量が少なく、体内のナトリウムだかカリウムだかが多く、薬も投与されていました。 
その後2日で保育器を出てGCUに移りましたが、呼吸が浅い為上手く哺乳できず(1回あたりの哺乳量が20mlとか)、哺乳の練習を繰り返し。
NICUからGCUに移り、経過観察となりました。
結局鼻から栄養チューブを入れ、ミルクを注入することなったんですけど…。 

GCUとは?

Growing Care Unitの略で日本語にすると「継続保育室」といったところでしょうか。

容態が安定するとNICUからGCUに移されます。
NICUとの決定的な違いは自分で赤ちゃんのお世話ができること。
オムツ交換、哺乳、沐浴、抱っこもできます。
娘は鼻から栄養チューブを入れていたので、その交換練習も週に1度ありました。
練習といっても、看護師さんが横について、私が交換します。 
そんなこんなで誕生から75日後
娘はようやく外の空気を吸うことができました。 

NICU(GCU)に入院すると費用はどれぐらい?

結果から言うと医療費そのものは無料です。
 自治体にり違うのかもしれませんが、横浜市は乳児医療証があるので入院費はかかりません。 
ただし、入院中の食事代(ミルク)、オムツ、おしりふき代、肌着、タオル代は自己 負担があります。
病院によって違いはあると思いますが、持ち込みできるモノは持ち込んだ方が安いです。
オムツとおしりふきは持ち込みました。
肌着、タオルは500円/日で使い放題でしたのでレンタルで。 
ミルクについては忘れてしまったのですが、一日いくらという設定でした。
冷凍母乳も持ち込みしていましたが、足りなかったのでミルク代が必要でした。
 
その他毎日面会に行っていましたので往復交通費が約2万円。 
75日間で約10万円の出費だったと記憶しています。
 
直接は関係ないのですが、ほぼ一日病院にたので親の外食費もかかっていました。 

GCUに入院していて唯一良かった事

入院していたのは決して喜ばしい事ではありませんでしたが、2ヶ月強の間にお世話の仕方が完璧になりました。
心配事は看護師(助産師)さんにすぐ聞けて色々教えて貰えたので、退院後のお世話に関する不安は全くありませんでした。 
そんな娘、今では良く食べ良く動き少しムチムチした子供らしい体系になっています。
また、NICU(GCU)の患者家族には臨床心理士がケアに当たるというシステムになっていたらしく、何度か声をかけてもらいました。
精神的に結構参っていたので(いつ退院できるかわからずモヤモヤしていた)、医師看護師以外の方に話を聞いてもらえたのはありがたかったです。

 まとめ

NICUとGCU。聞きなれないと思います。私も入院して初めて知りました。

産後、不安なままNICUに搬送されていくケースが多いと思いますが、少しでもお役に立てればと記事にしてみました。

また、費用については乳児医療証があるので殆どかからないであろうと予想していましたが、健康保険適用外の費用が意外とかかりました。

何かのお役に立てれば幸いです。